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体験者の声company


人間社会学部1回生 「児童養護施設での学習指導」
週に一回、児童擁護施設の子どもに勉強を教えに行っています。もともと子どもが好きで、実際に関われるボランティアがあると知ったので始めました。 「子どもがすき!」とただ思っていたけど、やってみると1対1でのコミュニケーションが難しくて(子どもがなかなか心を開いてくれず、うまく接することができなくて)「子どもと接するのが下手な自分」を発見しました。  そのことで一時期自信を失くしていましたが、1年続ける中で「心を開いてもらえた時の喜びがとても大きい!」という体験があり、続けてみることにしました。 高校の時から「子ども」にしか興味がなくて、他に広がらなかったけど、自分のおばあちゃんのことがきっかけで「お年寄り」にも興味が出てきて、高齢者グループホームのボランティアも始めました。「いろいろやってみたらいいんだ!」と言う風に考えが広がりました。




理学部1回生 「身体障がい者の生活介助」  
私は半年前から障がい者の方の生活介助のボランティアをしています。これまでは通りすがりの障がい者の人を見ても、漠然と「この人はどうやって生活しているの?」と一歩ひいて恐れて見ていた気持ちでした。ですが実際にかかわってみると生活が見え、お互いの価値観の違いにも気づきました。「この人の意思でこんなこともしているんだ」「どんな人なんだろう」と思うようになりました。  いろんな世界に触れるということは「関心をもつ=無関心をつくらない(本当に知る)」ことの第一歩だと感じました。  ボランティア活動を通してどんなことを感じるか、気づくか、1年後、2年後は・・・?、そんな将来の自分を楽しみにマイペースにやっていきたいと思います。




看護学部2回生 4月「農業体験」
福井県越前市で二泊三日農泊させてもらいました。今回は農業体験という感じで、田作りのお手伝いをさせていただきました。 若者の農業離れや田舎離れ、高齢化、専業農家では暮らしていくのが困難な農家の現状など、実際に行って現地の方からお話を伺うことで、他人事だと思っていた社会問題を考える機会にもなりました。 また、人とのつながり(特に家族とのつながり、地域との繋がり)の強さを目の当たりにし、古き良き日本を垣間見ることができたと思います。 農作業自体は大変ですが、田舎の方々のあたたかさや素晴らしい自然に触れることができ、本当に貴重な体験をさせていただいたと思います。 機会があればまた行きたいです。




工学部2回生 5月「ごみひろい」
あるNPO法人が主催する「ごみひろい」に参加してきました。 まず意外だったのは、参加者のほとんどが若者で、大学生も多かったです。若い人の意識が高いことに感心しました。ここで初めて出会った府大生もいました。 グループに分かれて約3時間、難波のごみひろいをしました。途中雨が降り出したため、アーケードのある商店街を中心にごみひろいをしました。 約一時間で一往復してくると、「燃えるごみ」「燃えないごみ」「カン・ビン」の各ごみ袋はどの袋もいっぱいになりました。ごみひろいをしている側としては、ごみが多いとやりがいがあって楽しいのですが、ごみの多さには驚かされました。 難波〜心斎橋あたりではタバコの吸殻のごみが非常に多かったです。タバコの吸殻以外にも、プラ容器やカン・ペットボトルも多かったです。普段、日中難波へ遊びに行くときにはにぎやかな町並みに気が取られ、路上の「ごみ」には全く意識が回っていなかったことに気がつきました。自分が出した「ごみ」でないにせよ、あれだけの量の「ごみ」が路上に散乱していることに気がついていなかった自分が恥ずかしくなりました。 参加後、そんな気持ちで生活していると、今までは気がついていなかった身近なところにも、「ごみ」が多かったことに気がつきました。「灯台元暗し」とはこのことかも知れません。難波での「ごみひろい」も、もちろん意味があったと思うのですが、まずは、身近なところも、「ごみひろい」していかないといけないなあと感じました。「ごみひろい」とは言わないまでも、もっと「ちっさいこと」でも十分いいと思います。 身の回りを見渡し直してみると・・・ 例えば、自分の部屋とか、自分の学校、普段通る道、普段使う電車の中・・・ 意外にも「ごみ」が多いことに気がつきます。 仮に綺麗だったとしても、それは誰かが綺麗にしてくれたからなんだと思います。 府大でも、学内から「ごみひろい活動」の輪を広げてみたくなりました。 活動の輪が広がったり、そんな活動を見た人が意識を持ったりすることで、いつかは「ごみひろい」なんていらない社会になるといいなあと思います。 ごみひろいの後は交流会も催されました。 他大学の学生や社会人の方とも知り合えてとても楽しい会となりました。いろいろな人と出会い、色々な意見を交換できたのはとても価値があったと思います。 また機会があれば参加したいと思うような濃密な時間を過ごさせてもらいました。




工学研究科留学生 8月「小学生との国際交流イベント」
日本人の小学生とのコミュニケーションの場を作っていただき、留学生の私たちには大変いい体験になったと思います。 毎日自分の研究だけに無我夢中になりがちですが、時にこんな触れ合いは心を和ませますね。小学生にとっても外国人のことを知るのに貴重な機会だったと思います。子供のときに違う文化に接触することで大人になってからも異文化を容易に受け入れられる能力につながると思います。 こんな機会があればまた教えてください。




人間社会学部2回生 9月「野宿者支援・夜回り活動」
声をかけても、ほとんどの人が簡単なあいさつで返す。僕はそれまで彼らを「社会的弱者」としていたが、本当にそうなのか疑問を持った。自分のような若輩者が声をかけることがその人の助けになっているのか、彼らのプライドを傷つけていないか。中にはホームレスの生活を楽しむ(?)人もいて、自分の境遇に対して前向きに向き合っている人もいる。そういう人を見て、自分の中の「彼らの立場」について考えさせられた。 野宿者という普段関わらない人達と接することにより、その人達の生活を知ったことは重要な経験だった。特定の人達の問題を考える際、やはりその人達のことを知らないといけない。本や文献でも知ることはできるが、実体験の方が印象深く、身近なものになる。生活困窮者の問題を考えるにあたり、大きな柱になった。




工学部1回生 10月「障がい児との外出イベント」
今回参加した活動を通して、障がいをもつ子どもの親たちの日頃の苦労や偉大さを知ることができた。家族で外出する際にも、子どもから離れることがなかなかできず、とても気を遣うのではないかと思う。今回ボランティアが子どものそばにつくことで、普段とは違う子どもの姿を親たちが発見できていたら嬉しい。 普段の大学生活では、障がいをもつ子どもたちやその親たちの存在に意識が向かないが、ボランティア活動に参加することで、これまで知らなかった社会の一面を知ることができた。障がいをもつ子どもたちもはしゃいで遊ぶし、とても楽しそうに笑顔も見せる。今回は"ボランティア活動"ということだったが、子どもたちと一緒に過ごす時間はとても有意義で楽しく、自分は、子どもたちに何かを与える側というよりも、子どもたちから元気と楽しい思い出を与えられる側であったのだと思う。 今回の活動で得ることのできた出会いに感謝し、大切にしていきたい。




生命環境科学部2回生 11月「V−station1周年記念講演」
まず、素直に楽しかったです!! 「ボランティアというのは、奉仕的で人のためにするもの」という認識がきっと一般的で、私もどちらかと言えば、そういう風に思っていたので、正直自分のことで手いっぱいの私にはやる余裕がないなと思っていました。 逆に、継続的にボランティアをやっている人はどういう認識でやっているのかなど前々から気になっていました。 それで今回の講演で、 「ボランティアを通じて自分とは違う世界に触れる。そこで得られるものがある。」 といったお話や 「ボランティアは人と人とのつながりで出会いがある。」 といったお話を聞いて、なるほどと思いました。 もちろん根本にはボランティアというのは奉仕的なものだというのはあるし、なければならないとも思います。 でないと町のゴミ拾いなんてできないじゃないですか。笑 けど、そういった角度からボランティアを見ることもできるんだなと思いました。 一度ボランティアやってみたいという気持ちも持っています。笑 なので私にとって、とても良い場にでした!! こういう機会を増やしていけば、ボランティアに興味を持つ学生が増えていくのではないかと思いました!!

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